hide - Junk Storyを勝手に考察

デーブ・スペクターの直後にhideというのもどうかと思いますが。
この二人の名前が並ぶのは甚だ許しがたい事ではありますが(笑)
自分がデーブ・スペクターの本を読むとは想定外だったので。


本を読んでいる時のBGMにレゲエを流していたんですよ。
レゲエと言えば、hideソロ1stアルバム『HIDE YOUR FACE』の中の「TELL ME」でレゲエチックなフレーズがありました。

しか~し。「TELL ME」は以前書いたような気がするので今日は「Junk Story」を。

Junk Storyは2ndアルバム『PSYENCE』から漏れてしまった曲なのですが、のちに『hide SINGLES~Junk Story』というシングル曲だけを収録したアルバムで発表されました。

これがほぼ完成形なのかどうかはわかりませんが、確かに遊び方が素直すぎて『PSYENCE』には合わないかなと思います。




何故「TELL ME」から「Junk Story」かと申しますと、「Junk Story」が「TELL ME」のアンサーソングみたいな曲だと思っているから。

「TELL ME」は明るい曲調で、ライブの時も常に楽しそうなのですが、詞はネガティブ。
自分を見失って、かつての少年・松本にそれを問うています。
「君には僕が見えてるか」しかし青年・松本には「僕には僕が見えない」のです。悲しい。
何度も「Tell me」と叫んでみますが(多分心の中で)、答えが返ってくる訳もなく「まだ君の声は 届かない」「まだ君の詩は 届かない」のでした。



そのまま黙って流されている松本君ではありません。
むしりとられ枯れる前に思い通りの花を咲かせようと、その腕の中に持てる夢を抱えて視界ゼロの海に飛び込みました。
モノクロームな金と銀とのしがらみに絡まれつつまれながらも、少年・松本の声や詩を思い出して、昔欲しがってた場所に辿り着くのです。



グルグル黒い円盤達が
いつも夢を見せてくれた
頭悪そうなギターの音が
連れて行くよと しゃべり続けた

見降ろしたそこは
昔欲しがってた場所
あんなに遠く思えた君は
話す言葉忘れて
ここで何を歌うの?
あの日見た物語を話そうか?

ここで眠って
ここで目覚めて
繰り返す中 消えそうな君を
あの日の景色に捜して




日々の生活の中で少年・松本の声を忘れそうになっても、今では捜すすべを見つけたようです。
Tell Meでは、その瞳に少年・松本をしっかりととらえているかどうかも分からなかったのに、「それを忘れたら何を歌えばいいんだよ。思い出させてあげようか?」と言っております。

強くなったのねぇ、うんうん。


見降ろしたそこは
あたたかい事でしょう
聞こえた歌も聞こえないほど



この詞を書いている時は穏やかな気持ちだったのがよくわかる。
全体が優しい。少年・松本を大事にしていたんだろうな。
しかし、ひねくれ者なのでギターフレーズはアホっぽい(笑)まさにヤンチャ坊主。



話す言葉忘れて
僕は何 歌いましょう?
あの日の物語
明日の歌につなげようか



もう忘れる事がない、少年・松本が夢見た夢。
青年・松本は自分の事しか詞に書けないので、あの日の物語がどんどん紡がれて行くのです。


今も見える Junk Story
君の中の Junk Story
まわるまわる Junk Story
僕の中の Junk Story



しかし、これは松本さんだけの物語。
他人にはJUNKなお話なのです。





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この記事へのコメント

キスカ
2020年03月09日 19:47
素晴らしい考察だと感嘆しました。
この記事にコメントが付いていないのが不思議なくらいです。

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